会社員として働いていて思うこと感じることと「踊る大捜査線」とを照らしあわせて今日は書いていこうと思います。

私が今働いている会社で出世していく場合、分かりやすく書くと、まず、仕事での結果云々というよりかは上司に気に入られ、その上司に推薦してもらうという形になります。古くさいというか昭和的というか。まぁ、こういう体質の会社は残念ですが世の中に多いのかなとも思います。ですが仕事をする上でこういった体質が根底にあるとどうしても下から上に意見をぶつけて戦わせて、より良い答えを求めようという作業をしない人が出てきます。実際、自分の会社を見るとほとんどそういったタイプの人間が多いです。自分の意見を押し殺しながら働いている人たちに話しを聞いてみると出世したいわけでもないらしい。典型的な優しい日本人というところか。私の直属の上司がとにかく争いごとが嫌いで、ほかの部署やさらにその上にたいして、強く意見を言わず、常にどんなにおかしなことでも必ず意見に従うまたはどちらでも良いみたいな回答をします。本当に社会人としてクソだと思いますし、こういう人間がウチの会社に多くてほんとウンザリしてます。が、しかし、中には尊敬できる先輩もいます。その人は「他の会社に行っても結局ぶつかる壁は同じだし、給料が増えるわけでもないから今の会社でぶつかっとけ」と言ってました。確かにその通りだと思いました。それがイヤなら独立して自分で切り開けというところでしょうか。

ところで、冒頭で書いていた「踊る大捜査線」に触れたいと思います。映画の2作目の中で「犯人グループvs警察」の大まかな流れが「個人vs組織」という流れで序盤が進みます。組織は個人に勝てないという話しの流れです。会社組織と照らし合わせて考えてみると全く重なる部分があり、そういう視点から見ることもできるので普通に良い作品だと思います。やはり、個人の意見、行動などを押し殺そうという方向で動いている組織はダメだなと、そう言いたいです。映画の中で上司が室井さんに代わり、目的(犯人逮捕)に到達するまでの課程は個人個人の判断に任せるという指示を出して事件が解決に向かいます。今現在、働いている会社で上司からそういう指示が出されたら、たまらないなぁなんて想像しながら日々過ごしていますが。まぁ、昭和的なウチの会社じゃ無理そうです。。。